ULTRASONE SAPHIRE(サファイア)イヤホンレビュー
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ULTRASONE SAPHIRE(サファイア)イヤホンレビュー

皆さんこんにちは!ONZOスタッフの大橋です。音楽が好きだったことからオーディオに興味を持ち、昨年の秋からONZOでアルバイトとして働いています。ただいまONZOにて、オーディオの勉強の真っ最中です!まだまだ初心者ですが、皆様どうぞよろしくお願いします。

今回はULTRASONEのハイエンドイヤホン「SAPHIRE」をレビューしていきたいと思います。

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ULTRASONEとは?

ULTRASONE(ウルトラゾーン)は、主にヘッドホンを作っているドイツのオーディオメーカーです。独自の技術を用いた音作りが特徴的で「Edition」シリーズはハイエンドヘッドホンの中でも特に有名です。

Saphireってどんなイヤホン?

そんなULTRASONEがイヤホン市場において、他に類をみない究極のハイエンド製品を投入したいというコンセプトで誕生したのが、今回ご紹介する「Saphire」です。価格が価格なだけあってさすがの完成度となっており、非常にパワーのあるイヤホンに仕上がっています。

大きな特徴をあげると、
・立体的な中音域
・迫力がある深い低音域
・ウォームなサウンド

といった感じです。

ボーカルをしっかり聴きたい人や低音が出ているイヤホン、ウォームなサウンドのイヤホンが欲しいという人におすすめです。

製品仕様

まずは、基本的な仕様から確認していきましょう。

ハウジング:アルマイト加工処理アルミニウム筐体
ドライバー:低域 B.A.型×2, 中域 B.A.型×1, 高域 B.A.型×1, 超高域 静電型×2
周波数特性:10Hz-50,000Hz
出力音圧レベル:106dB
インピーダンス:25Ω
重量:15g(コード含まず)
イヤホン端子:2pin
入力端子:3.5mm/3極プラグ、2.5mm/4極プラグ

SAPHIREに用いられている技術

・ハイブリッド4Way 6ドライバー
低域 B.A.型×2, 中域 B.A.型×1, 高域 B.A.型×1, 超高域 静電型×2
のドライバー構成により、ワイドレンジかつ圧倒的な情報量で音楽を再生します。

・超高域用に静電型ツイーターをデュアル搭載
超高域に静電型ドライバを2基搭載しています。静電型ならではの極めて歪みの少ない圧倒的にクリアな高域再生を実現します。また、静電型ドライバーですが専用アンプは必要なく、内臓トランスでヘッドホン出力からの電力を100倍に増幅し供給するので、一般的なイヤホンと同様に使用できます。

外観・装着感

イヤホンでは珍しい鮮やかな青色をしています。この見た目い惹かれる方も多いのではないでしょうか。

筐体は航空機グレートのアルミニウムを使っていて、質感・耐久性共に優れており、高級感も抜群です。表面はガラスの様に反射する素材になっていますが、この部分は細かい傷が目立つので大切に扱う必要がありそうです。

サイズ感は多ドライヤホンとしては一般的な大きさです。。重量もあまり気になりませんが、形状購入する際には、実際に装着してみることをおすすめします。とはいえ、ゴツゴツした形状ではないので、上手く装着できないという人は少ないのではないかとと思います。

付属品

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・1.2 m着脱式ケーブル 3.5mm/3極プラグ(2pin)
・1.2m 着脱式ケーブル 2.5mm/4極プラグ(2pin)

まず、普通の3.5mm端子のケーブルに加えて2.5mmのケーブルがついてきます。バランス接続にこだわりたい人には嬉しいポイントです。ちなみにMMCX端子ではなく、2pin端子仕様です。

・スピンフィットイヤチップ CP145 (S/M/L)
・コンプライフォームイヤチップ Tx-400(S/M/L)

イヤーチップは2種類付属しています。イヤーチップによってかなり音の印象が変わるのですが、それは「音質」のところで詳しくお伝えしたいと思います。

・ハードレザーキャリーケース
他のメーカーのハイエンドイヤホンに付属しているイヤホンケースと比べると、一見高級感に欠ける気もしますが、内側はふかふかなファー素材の生地になっておりイヤホンを守ってくれます。

他にも以下のものがついてきます。
・クリーニングクロス
・クリーニングツール

音質

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まず初めにお伝えしたいのが、このイヤホンはイヤーチップや再生機器の影響を非常に受けやすいということです。したがって各音域の音量バランスは、一概に言うことが難しいのですが、その上で説明していきたいと思います。

サウンドの傾向としては、暖色系、ウォーム系で、中低域から低域にかけての量が多いです。高域は音量としては絞られています。

多くの再生機ではこの低域の音量がかなり大きくなってしまい、低域が支配的で暗い籠った音楽になってしまいます。Astell&Kern AK70や、ifi audio xDSD、CHORD Mojoでは、比較的バランス良く聴くことができました。

DENON DA-310USBや、SHURE SHA900、オーディオインターフェイスなどで聴いてみましたが、低域が少し多すぎる感じました。また、iPhoneやPCに直刺しした場合も低域が多くなるだけでなくぼやけてしまうので、あまりおすすめできません。

イヤーチップの影響についてはフォームイヤーチップだと、低域と高域が吸われてしまい、中低域寄りのかまぼこ型サウンドになり、低域の解像度も下がってしまうので音像がぼやけてしまいます。

中音域にフォーカスして聴きたい時や、遮音性を求める時はいいのですが、そうでない場合はあまりおすすめできません。

一方でシリコンイヤーチップの場合、ぼやけた感じはなくなり解像度も高くなるのですが、低域がかなり出てくるので、好みによって調整が必要になってくるかと思います。

したがって、本機をはじめて試聴する方は、再生機とイヤーチップの問題で「なんかイマイチだな」と感じる方が多いかもしれません。。

しかし、このイヤホンは値段に見合うだけの、非常に高いポテンシャルを秘めています。実力を存分に発揮させることができれば、とても高音質で楽しく・美しい音楽を体験することが出来ます。

手軽に出来ることでおすすめなのは、イコライザーを使って、音が歪まない程度にバランスを調節することです。そうすることで、各音域の魅力が現れてきます。多くのイヤホンの場合、どこかの音域が気に入れば、違う音域に気になる点が出てきてしまうものですが、Saphireは全ての音域において魅力的な特徴を持っています。

・各音域の特徴

高音域は再生機やイヤーチップによって音量自体が小さく、聴こえ辛いのですが、超高域に静電型ドライバーを2基積んでいるだけあって、音質は非常に良いです。

音量的には控えめですが歪みがなく綺麗に伸びます。超高域が出ているのは本機の強みの一つで、10万円を超えるイヤホンの中でもここまで音域が広い物は少なく感じます。尖った感じや粗い感じの音ではなく、なめらかでやわらかい音、温かい音という印象です。刺さるようなこともありません。

続いて中音域です。私はこの音域が最も魅力的だと思っています。この音域の特徴はボーカルが立体的で距離が近く、温かみがあるところです。声が「浮き出て」きます。はじめて聴いた時は、ボーカルの声にドキドキしてしまいました。

デフォルトの状態だと中低音は出るのですが、中高音の音量は小さく、声の高い女性ボーカルはあまり楽しめないので、イコライザ―か何かで少し調節するとバランスがよくなります。

最後に低域です。特徴は深く、重いところです。タイトでキレがある低音とは少し違うと思います。50Hzよりも下、25Hz前後の超低音もしっかり出ています。BAドライバーとは思えない量感・迫力です。決して反応が遅いという訳ではなく、オンタイムでぴったり鳴るのですが、重くズシッとした迫力のある低音です。これぞ、本当の重低音だと思いました。

・総評

音場の広さや、分離感、音の密度など非常に高いレベルでまとまっています。音場は特別広いという訳ではありませんが、丁度よい広さです。分離感も十分でしっかりと分離して聴こえますが、楽器間にそこまで距離はありません。ボーカルは特に近くで聴こえます。

音の密度は非常に高く、立体的です。これも下の価格帯(10万円以下)と比べると圧倒的なものを感じました。低域、中音域、高域のどれをとってもあたたかい音色でふくよか。パワーのあるサウンドです。また、聴き疲れしにくいと感じました。

最後に


今回はULTRASONEの「Saphire」をレビューしていきました。ここまで読んでくださった皆様、ありがとうございます!

このイヤホンは、DAPやイヤーピースで大きく音の印象が変わるので、ご自宅でじっくり試聴することをおすすめします!

私たち「ONZO」では、イヤホンやヘッドホン、DAPなどのオーディオ機器のレンタルを、サブスクリプション形式で行っています。プランに入れば、一か月間オーディオ機器が借り放題!

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https://onzo.co.jp/products/231/

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